One Tap BUYはどんな特徴をもった投資サービスなのか、利用者の口コミやおすすめポイント、注意点などをご紹介します。
※One Tap BUYは2021年2月1日にPayPay証券へ名称を変更しました、それに伴うOne Tap BUYのサービスは今後も継続されます。新しいサービス名称・Appアイコンの変更も予定されています。
「ワンタップバイ」とは、株式会社One Tap BUYが提供する、1,000円で株に投資できるサービス。スマホでわずか3タップの簡単な操作で投資できる、手軽に始められるサービスです。
取り扱うのはアメリカ株と日本株で、アメリカ株はアマゾンやマイクロソフトなど、日本株はトヨタ自動車やみずほ銀行、任天堂など優良企業銘柄です。個別銘柄のほかにも、市場全体の値動きに連動する「ETF」も選択可能。世界を代表する優良企業にまるごと投資できます。
「資産運用を、より身近に。」をミッションとして、株式投資初心者の方でも手軽にはじめられるサービスを提供していたOne Tap BUYは、2021年2月1日をもって「PayPay証券」へ変更されました。PayPayとの提携により、ますます生活シーンと密着した利便性の高いサービスを提供していくとのこと。
One Tap BUYをはじめ、既存のサービスを利用していた方は、変更に伴うサービスの変更、取引方法の変更などが気になるところですが、面倒な手続きは不要とのことなので安心しましょう。
ワンタップバイはスマホ特化型の投資サービス。簡単なタップのみで株を買うことができるという意味を込めて、ワンタップバイと名づけられました。 サービスをスタートさせて以来、2019年12月25日までの3年間で取引アプリが130万ダウンロードを達成。1,000円から株式を買付けできたり、1株からIPO(新規公開株)に申込みができたりなど、少額での投資を考えている方々にマッチしたサービスを次々に展開しています。
もとより少額投資を前提としたサービスなので、展開しているサービスはすべて少額投資のニーズにマッチしたもの。1,000円から積立ができる「つみたてロボ貯蓄」、1,000円から個別銘柄の買付ができる「One Tap BUY日本株」「One Tap BUY米国株」、1株からIPOの抽選に申し込むことができる「誰でもIPO」、1万円からスマホでデイトレをできる「One Tap BUY 10倍CFD」などなど。ニーズに応じた様々な商品を用意していますが、すべての商品に共通するのが少額投資というコンセプトです。
One Tap BUYではIPOを1株から購入できます。IPOとは上場していない企業が新しく上場する際に公開される株式です。
上場してから公募価格がIPOで購入した時よりも価格が上がりやすいという特徴をもっています。1株から購入できるということは少ない投資で今後値上がりする可能性が高い銘柄に投資できるということです。ただしIPOは申し込みすれば必ず購入が確定するわけではなく、抽選により購入できる投資となっています。
One Tap BUYでは積立の自動投資を設定することができます。海外の証券会社、つまりプロの投資家にお任せできる投資信託であれば、細かい銘柄を選ぶ必要はないので、投資の知識がない方でも難しくありません。反対に海外を含めた特定企業の銘柄を購入したい方に向いている積み株というコースもあります。積み株コースでは1,000円から金額を指定して購入可能です。
一般的に銘柄を株単位で購入する場合には銘柄によって価格が違うため、毎月投資で積み立てていこうと思っても購入時にかかる費用は変動してしまいます。金額から指定できる積み株コースであれば、毎月一定額だけを投資にまわすことができるのです。
One Tap BUYはソフトバンクカードやドコモ口座への出金以外では証券口座と銀行口座へお金を移動するときに費用が発生するものの、利用している間の月額料や初期費用などはかからない投資サービス。取引をする時の価格差に手数料が含まれているため、売却や購入するときの金額を見ていれば損益状況を把握しやすいです。
また提携銀行などから証券会社にお金を移すことなく投資できる「おいたまま買付」の場合、2万円以上の購入であれば手数料無料で購入できます。
One Tap BUYでは証券口座への入出金の際に手数料が発生することは注意しておかなければいけません。一般的に投資をする際には銀行口座とは別の証券口座へお金を振り込むなどして資金を用意する必要がありますが、その振り込み時に手数料が発生するということです。
入金の手続きが不要な「おいたまま買付」のサービスがあるものの、こちらも2万円未満であれば110円の手数料がかかってしまいます。そのため毎月1,000円ずつ給料から少額投資をしていきたいなどと考えている場合、毎月手数料が発生するので貯金に比べると手数料分で損をしてしまう可能性がでてくるのです。
One Tap BUYでは投資の際に何らかのポイントを利用することができません。少額投資を検討している方のなかには保有ポイントの使いみちがないのが理由という方もいるでしょう。しかしOne Tap BUYで投資するためには銀行に預けている預金もしくはソフトバンクカードからの入金が必要となってしまうため、余っているポイントを有効活用することができないのです。
口座を開設する
口座開設の申し込みフォームに氏名、住所などを入力し、申込フォームに生年月日等のデータを入力。画面の指示にしたがってマイナンバー確認書類や本人確認書類をアップロードします。
指定の口座へ入金する
ワンタップバイ側で顧客の審査を実施。問題がなければ、IDやパスワードが記載された「口座開設完了のご案内」が郵送されます。書類がご自宅に届いたら、指定された口座へ入金します。
注文を出す
その後、問題なくログインができれば、各種取引をスタートさせることができます。注文も簡単。スマホから買い付ける分だけの金額を指定してタップするだけ。24時間365日、いつでも好きな時に取引できます。
最低1,000円あれば始められます。「ワンタップバイ」では株数単位ではなく金額を指定して取引しますが、その際の最低投資金額が1,000円です。また1,000円あれば積立専用サービス「積み株」も利用できますので、定期的に指定した定額分だけ自動的に買い付けてくれます。
初期費用 | 無料 |
---|---|
取引手数料 | 無料 (スプレッド、レートに含まれる) |
入金手数料 | 振込元銀行に応じる |
入金手数料 (ソフトバンクカード、ドコモ口座) |
無料 |
出金手数料 (みずほ銀行) |
3万円未満:110円 3万円以上:220円 (税込) |
出金手数料 (みずほ銀行以外) |
3万円未満:275円 3万円以上:385円 (税込) |
おいたまま買付 |
3万円以上:385円 2万円未満:110円 2万円以上:無料 (税込) |
One Tap BUYは取引ごとに何円という手数料ではなく、スプレッドやレートに手数料を含めて証券会社が利益を得る設定です。スプレッドとは本来の売値と買値からの手数料分の価格増減、レートはアメリカドルから日本円もしくはその逆へ換算する際につける両替手数料分の価格増減のことを指します。
そのため、スプレッドの低い時間帯に取引をすると手数料を抑えられるのです。
投資の種類 | スプレッド | レート |
---|---|---|
・国外上場有価証券 現地時間 9:30~16:00 ※日本時間 23:30~6:00 (夏時間:22:30~5:00) |
基準価額の0.5% | 1米ドルあたり35銭 |
・国外上場有価証券 上記の時間以外 |
基準価額の0.7% | |
・つみたてロボ貯蓄 |
基準価額の0.5% | |
・国内上場有価証券 9:00~11:30、 12:30~15:00 |
基準価額の0.5% | 両替なし |
・国内上場有価証券 上記の時間以外 |
基準価額の1.0% |
One Tap BUYではキャンペーンをおこなった実績があります。2019年12月から2020年1月までの期間に開催された事例としては、アメリカの株を3万円以上買付すると抽選で500名に1万円分のPayPayギフトカードをプレゼントするといった内容でした。
ソフトバンクが株主である会社ということもあり、PayPayに関連したキャンペーンが今後も実施されるかもしれません。普段の決済で利用している方にはお得になる可能性のある投資サービスです。
少額からスタートでき、投資の経験が浅くても問題なく使えます。 株の勉強を兼ねて利用していますが、初心者に優しいサービスなっていて使いやすいというのが第一印象です。 操作も簡単で、イメージしていたよりもスムーズに操作できるので重宝しています。 大きな利益を出すには高配当利回りが期待できる銘柄を探す必要がありますが、購入できる株が少ないのが少々残念ではあります。 物足りない面はあるものの、初心者が気軽に株投資ができるサービスとしては画期的です。
引用:みん評(https://minhyo.jp/onetapbuy)
対象アプリを使った感想ですが、まず第一に手軽に株取引が出来ると言う事です。 それも海外メーカー株も含めて、最小購入単価が1000円から買え、引き出しも(いわゆる売り)いつでも自由に出来ます。 一株が数千円から数万円するメーカー株も売買可能であり、日々相場チャートをチェックしています。 無論、所詮は素人の「お遊び」ですのでこれで儲けなどは求めていませんが・・。 それでも半期毎に送られてくる『配当金のお知らせ』は株主気分を味わえ楽しんでいます。
引用:みん評(https://minhyo.jp/onetapbuy)
こづかい投資のワンタップバイが好調!
— すず サラリーマン投資家 (@suzu_investor) June 2, 2020
含み益は10,000円突破し、資産額は70,000円超えました^_^
投資元本 60,506円
含み益 11,111円 (+18.4%)#ワンタップバイ pic.twitter.com/BtRzQ6O1bb
ムスメ口座、気付いたら口座作ってから約一年経ったようだ。
— おとぅー (@ottohchan) June 8, 2020
入金した額は12万
計算したら今日の利確分含めて6981円増やせたみたい😊#ワンタップバイ #OneTapBUY pic.twitter.com/EWDkkIHJG8
ところでレベルファイブの株が本気で欲しいのに日野が売ってくれないから任天堂の株を買う方法を調べていたんですけど、今はOne Tap BUYというアプリで1,000円から任天堂株が買える時代です。ちなみに2008年から月1万円づつ投資してたら、今頃120万円の積み立て価格が341万円の評価額です。 pic.twitter.com/XlrLJugFO5
— 牧@倉庫 (@maki_ug) March 27, 2018
#株
— ストゼロ卿TNK☆Fate好き政局垢 (@a_tnk3) January 24, 2020
SBIアプリを触る前は、株は怖いというイメージしか持たなかったから
One Tap BUYを2017年から少額投資して、後はノータッチ状態。久しぶりに見たら金額少ないから大した事ないけど米国NYダウの強さを改めて実感。
こまたニキの配当金投資は、王道と実感させられる。https://t.co/BZLC2H6sjX pic.twitter.com/e1gUmZQL2P
手数料がやや気になるワンタップバイですが、アプリの使いやすさにかんする評判は良く、総合的に満足している口コミが多く見られました。
通常の単元株で買うと高額になる株も少額から購入できるので、時価総額の高い株式を購入して利益を得ている方が多く見られます。
ワンタップバイと言えば、大企業の株式を1,000円から買える点が大きなメリットでしょう。通常、大企業の株式は数十万〜数百万円の資金がないと購入できません。少額で通常の株式投資をするとなると、時価総額が低くハイリスクな株式が多くなります。
しかし大企業の株式なら、比較的安定しているので、低リスクで始めることができます。株式投資の体験をするという意味でもおすすめです。
ワンタップバイのアプリには、漫画で学べる株式投資のコンテンツが用意されています。文字だけでは難しい専門知識でも、漫画なら簡単に覚えられるでしょう。
株式投資は、数ある投資の中でもとくに専門知識が求められる投資方法。手続きを進める中でたくさんの専門用語が登場するため、ある程度理解しておかないと株を買うことすらできません。
ワンタップバイアプリの漫画で基本的な知識を身につけてから投資に挑戦すると、より株式投資を楽しめるでしょう。
ワンタップバイは手数料が高いことがデメリットです。為替手数料・取引手数料・入出金手数料など、複数のタイミングで手数料が発生します。合算するとある程度の金額になるので、取引のやりすぎに注意してください。
手数料対策としては、デイトレードをやらないことをおすすめします。取引回数を減らせば手数料負担を下げられます。むしろじっくり保有して、値動きに対応する方が良いでしょう。
会社名 | PayPay証券株式会社 |
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登録番号 | 関東財務局長(金商)第2883号 |
加入協会 | 日本証券業協会 |
スマホを使って1,000円から株式投資できる「ワンタップバイ」をご紹介しましたが、ほかにもまだまだスマホを使って株式に投資できるサービスはたくさんあります。
手軽にスタートできる金額とはいえ、勢いにまかせて投資をスタートしてしまうのはNG。まずはどんなサービスがあるのか知り、それぞれ比較してみましょう。
TORANOTEC投信投資顧問株式会社が運営しているトラノコファンドは、米国株式・日本株式を含む上場投資信託(ETF)など、投資先が幅広いのが特徴。債権・金・不動産などのETFもあるため、選択肢が多いサービスだと言えます。長期的な分散投資を始めたい方に向いているでしょう。
また、トラノコは月額利用料が300円かかりますが、23歳までの学生は月額料金無料で投資サービスを利用できます。若いうちから投資の習慣や知識をつけられる環境が整っているのです。専門家によるウィークリー解説もあります。最低投資額は5円からとなっているため、まとまった資金を用意するのが難しい方でも始めやすいでしょう。
PickUp!米国株式・日本株式を含む
上場投資信託(ETF)に少額投資できるトラノコをチェック
この記事は2021年3月12日付の情報を元に書かれています。各商品等は価格の変動等により損失が生じる可能性があります。投資にあたっての最終決定は、各サービスの最新情報をご確認の上、ご自身の判断でお願いします。
また、このページは情報提供を目的としています。投資手法等、投資の最終的な判断においては、ご自身の判断で頂けますようお願いいたします。
当サイトで紹介している金融商品は、市場や通貨の価格変動によって元本を割れる損失が出る場合があります。また、金融商品によっては買い価格と売り価格に差のある場合があります。証拠金取引においては金融商品および証券会社によって設定された証拠金が発生し、市場や通貨の価格変動によって当初元本を上回る損失が生ずる恐れがあります。
証拠金取引における具体的な金額、および各金融商品を利用することで発生する手数料、運用報酬その他対価、また損失が生じる事由については、各商品運営会社にお問い合わせください。
いくらから始められる?
少額投資の種類を
必要資金で並べてみました
買い物をしたときのおつりを5円から積み立てられる投資信託。貯金ゼロから、長期分散投資で資産形成ができます。
※2021年3月2日に調査した77社(当サイト掲載金融商品取引会社)のなかで最低投資金額が最安
アプリをダウンロード
口座開設は必要なく、ポイントだけでファンドへの投資が可能。手軽に運用益をチェックすることができます。
お金のニュースサイトのような記事を通じて株を売買できるサービス。記事を読んで自身で売買する株を選びます。
初心者にとってハードルの高い資産運用の部分をプロが行うのが投資信託。NISAの口座なら、一定額の利益が非課税です。
「VR」「ドローン」など、イメージのわきやすいジャンル分けがされた10社の株をまとめて売買します。
トラノコ:TORANOTEC投信投資顧問株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第384号 商品投資顧問業(農経(2)第19号)加入協会 一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、日本商品投資顧問業協会.
楽天証券:商号等:楽天証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者/加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
Froggy:商号等:SMBC日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号/加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
One Tap BUY:金融商品取引業者 株式会社One Tap BUY 関東財務局長(金商)第2883号 加入協会/日本証券業協会
三菱UFJ銀行:株式会社三菱UFJ銀行/登録金融機関 関東財務局長(登金)第5号/加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
FXプライム:株式会社FXプライムbyGMO/金融商品取引業者/登録番号:関東財務局長(金商)第259号/加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
THEO:株式会社お金のデザイン:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2796号/加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会
テーマキラー:金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
dポイント投資:金融商品仲介業者 株式会社NTTドコモ 登録番号 関東財務局長(金仲)第844号/所属金融商品取引業者 株式会社お金のデザイン 登録番号 関東財務局長(金商)第2796号/加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会
永久不滅ポイント運用サービス:<アクティブコース・バランスコース>金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第2882号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 投資信託協会
永久不滅ポイント運用サービス:<資産形成の達人コース・グローバルバランスコース>セゾン投信株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第349号/加入協会 一般社団法人投資信託協会
ネオモバ:商号等:株式会社SBIネオモバイル証券 金融商品取引業者/関東財務局長(金商)第3125号/加入協会:日本証券業協会
マネーハッチ:商号等/インヴァスト証券株式会社 証券コード8709 金融商品取引業者 登録番号/関東財務局長(金商)第26号/加入協会/ 一般社団法人 金融先物取引業協会 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
フリーランスライター。FP3級。得意ジャンルは節約・貯蓄・キャッシュレス・保険・資産運用・不動産・相続・副業・CMS。2017年よりライターを始め、2020年に個人事業主に。過去にはSmartNews、Yahooニュース、NewsPicksといったポータルサイトにも掲載あり。